■丑の刻参り
白装束で頭に蝋燭、丑の刻(午前1時〜3時)に
神社の古木に藁人形をクギで打ち付ける。
日本では最も知られている呪いではないでしょうか。
古来よりその効果は信じられ。
現在でもその痕跡を見かける事があるようです。■効果
憎らしい相手への復讐等、ダメージを与える。
■方法
全身に白装束を纏い、顔には白粉、口紅は濃く塗り髪を乱す。
頭には三本足の鉄輪をかぶりローソクを立てる。
胸に鏡をぶら下げ、足の高い下駄を履く。
口にクギを咥え、藁人形を神社の木に打ち付ける。
これを丑の刻(深夜1〜3時)の間に誰にも見られず七夜続ける。
諸説、微妙に方法が異なって伝わっておりますが。
上記のものが一般的に伝えられている丑の刻参りの正式な方法です。
しかし、現在は大幅に簡略化されて行われているようです。
確かに、上記のものを全て準備してその格好で真夜中に誰にも見られずとは。
電機などの無かった時代ならともかく、現在ではいささか困難でしょう。
また、そのリスクを考慮すると簡略化されるのも頷けます。
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